日本人に多い高密度乳腺(デンスブレスト)でも乳がんを見落としたくない。 だからマンモグラフィと乳腺エコー検査をお勧めしています。
マンモグラフィ検査は乳がん発見のための大事な検査ですが、ある特定の方は乳がんを見つけにくい場合があります。マンモグラフィ検査では乳腺もがんも白く写るため、乳腺の多い人の場合、まるで雪原の中で白ウサギを探すように、乳がんが見つけにくくなります。
乳腺が多いとがんのリスクが高く、約30%の見落としがあると言われています。
このような乳がんを見つけにくい状態を「デンスブレスト(高密度乳腺)」と呼び、マンモグラフィ検査で映し出される脂肪と乳腺の色を反転させるように撮影する超音波検査を一緒に受けていただくことをお勧めしています。これにより乳がんの発見率は格段に上がります。
乳腺密度を判定するソフトウェアVolpara(ボルパラ)
当院では平成25年(2013年)12月よりVolpara(ボルパラ)という乳腺密度をシステム内で評価できるソフトウェアを導入しました。マンモグラフィ検査後に乳腺密度を4段階(a・b・c ・d )に分類し、「デンスブレスト」かどうかの評価が可能となりますので、検査後すぐにご自身の乳腺密度の状態がわかります。
c・dと評価された方は「デンスブレスト」として乳腺エコー検査を強くお勧めしています。
検診メニュー(問診・マンモグラフィ撮影)
当院の乳がん検診は女性スタッフが対応しています。
乳がん検診はこのような方にお勧めします。
- 12歳以下で初潮があった
- 年齢が30歳以上
- 授乳経験がない
- 初産年齢が35歳以上
- 55歳以上で閉経した
- 高タンパク、高脂肪の食事をしている
検査当日の流れ
検査開始から終了まで約1時間程度
一部順序が変更となる場合があります
検査料金
マンモグラフィ(2方向)のみ 7,150円(税込)※視触診なし マンモグラフィ(2方向)+エコー 10,450円(税込)
各種クレジットカード・電子マネーご利用可 (窓口での電子マネーのチャージはおこなっておりません。ご了承ください。)
【ご利用可能なクレジットカード】 NC・VISA・JCB・マスター、UC・アメリカンエキスプレス・ニコス・DC・銀聯※ 外国人の方のご予約・料金に関しましては通常とは異なりますので、詳しくはお問い合わせください。
お住いの自治体により助成制度が適応される場合がございます。 また、乳がんクーポン券もご利用いただけます。
詳しくは各自治体へお問い合わせください。