リハビリテーション部
北斗病院
脳血管疾患・神経変性疾患
脳卒中専門病棟(SCU)
- 対象疾患:脳出血、脳梗塞、くも膜下出血
- 目的:早期離床、機能改善
- 方法:入院早期(当日または翌日)からベッド上での手足の運動、看護師と協力して早期にトイレでの排泄の獲得や車椅子上での食事開始、日常生活動作の練習や歩行練習を行います。
脳神経機能外来
- 目的:手足の硬さや動かしにくさなど身体の問題を改善することで生活の質を向上させます。
- 方法:疾患に合わせて担当の医師が必要と判断する治療を行い、リハビリテーションも集中的に行うことで身体機能の向上を促します。
- リハビリテーションでは上肢用ロボット型運動訓練装置や電気刺激なども用いてより効率的な機能回復を目指します。
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ボツリヌス治療:「痙縮」に対する治療
ボトックス治療パンフレット(PDF) -
TMS治療:磁気刺激を利用した治療
反復経頭蓋磁気刺激療法について -
FUS治療:集束超音波を利用した治療
【特集】脳神経内科(広報誌「ほくと7」Vol.80)
運動器疾患
- 対象疾患:骨折や変形性関節症の術後患者様
- 目的:早期からリハビリテーションを実施することで日常生活動作や歩行の再獲得を促します。また、慢性的な疼痛の軽減や生活の質の向上を目指します。
- 方法:早期から関節を動かす運動や歩行練習を行うことで円滑な在宅復帰・仕事復帰に繋げていきます。必要に応じて装具療法や物理療法も行い、機能改善を促します。
循環器疾患
- 対象疾患:心不全や冠動脈疾患・弁膜症の術後患者様
- 目的:体力や筋力の低下を改善することで普段の生活の質を向上させます。運動習慣を定着させることで心疾患の再発・増悪を予防します。
- 方法:状態に合わせた運動負荷を医師と相談した上で患者様に合った運動を適時処方し、体力・筋力の向上を促します。
- 必要に応じて外来リハビリテーションにおいて退院後の支援も行います。
がんのリハビリ
- 対象:治療のため入院された方
- 目的:頭頸部、消化器系、乳腺、口腔領域など、様々な病態へ必要に応じて評価とリハビリテーションを提供。手術に向けての体力作りも行っていきます。
- 方法:患者様一人一人の体調や状況に合わせ、手術前後の治療に必要な機能訓練や退院後の生活を見据えた練習を行っていきます。
例)呼吸コントロール練習、可動域拡大訓練、生活動作練習、経口摂取練習、発声訓練など - 女性特有の疾患への対応として、女性スタッフを多く配置、寄り添いながらサポートさせて頂きます。
- がんリハ対応スタッフ数(PT:4名 OT:3名 ST:2名 2022.4現在)
小児発達外来(小児カウンセリング)
- 当院の発達外来では、心理士による心理療法を行っています。
- 当院で行う心理療法は「認知行動療法」と「遊戯療法」を中心としています。不登校でお困りの方、問題行動でお困りの方や、その他発達に関してお困りの方へ、解決を目指すお手伝いをしています。
- 心理療法開始には医師の判断が必要となりますので、まずは医師とご相談ください。
ドライブシミュレーター
- 当院では退院後、運転復帰に向けての評価を行っています。
- 記憶力や判断力を調べる心理検査と、本機器の検査結果を組み合わせることで、運転の3要素である「認知」「判断」および「操作」を総合的に調べることができます。