消化器外科・内科(消化器センター)研修Gastroenterological Surgery / Internal Medicine
消化器外科・内科(消化器センター)研修の特徴
当科の特徴
当科は消化器センターとして、内科・外科協同で診療にあたっており医局も同じです。
外科系研修でも消化管内視鏡やERCPなどの胆膵系の研修を行うことが可能です。
外科系研修に特化して研修したい方から、消化器疾患を幅広く研修したい方まで柔軟に受け入れることが可能です。
外科系研修
まず最初は指導医と二名で患者様を担当し、診断・術前準備・手術・術後管理・術後治療について学びます。 同時に、手術に必要な技術についても修練します。第二助手→第一助手を務め、最終的に執刀医として手術を行っていただきます。
当院ではこれから消化器疾患診療に力を入れていく予定です。 年間手術件数も約250件とまだまだ多くありませんが、これから様々な制度を策定していく段階ですので、皆さんの希望を柔軟に取り入れることが可能です。
外科連携先大学
内科系研修
内視鏡は検診を含めて、上部消化管内視鏡検査が1800件/年、下部消化管内視鏡検査が1200件/年、肝胆膵内視鏡検査が420件/年と、研修するには充分な検査数があります。特に肝胆膵内視鏡検査は最も力を入れている分野です。
プログラム概要
研修後取得可能専門医とSub Specialityについて
本年度、消化器内視鏡学会および消化器病学会の指導施設認定を申請中です。認定されれば消化器外科系のみならず、消化器内科系の研修を希望される方は同時に研修することも可能です。
達成目標
抽象的ですが、研修の目標は「一人一人の患者様が満足できる治療計画を立案し実行できる。」です。
術前の診断・患者様の背景・既に治療中の病気など、患者様一人一人治療を始める際、同じ名称の疾患でも行う治療は異なる場合が多くあります。
手術は治療法の一つとして非常に重要ですので、習熟することは大前提ですが、一方で手術はその患者様の治療法の選択肢の一つにすぎません。このバランスを考えながら治療法を策定していくことが、臨床現場に興味が尽きない理由の一つだと考えています。病気の診断だけできれば良い、手術だけできれば良いということでは片手落ちといえます。
もう一つの目標は「学会発表・論文発表を年に1-2回行う」です。
専門医取得条件
取得可能な専門医
外科学会専門医・指導医は現時点で取得可能です。 消化器外科学会専門医は2020年度に専門医制度指定修練施設申請予定ですので、認定されれば、それ以降は消化器外科学会専門医・指導医も取得可能となる予定です。 また、消化器内視鏡学会専門医制度による指導施設および消化器病学会専門医制度認定施設に関しては現在申請中です。 認定されれば2020年度からそれぞれ指導施設・認定施設となる予定ですので、これらの学会の専門医も取得可能になる予定です。
指導医