実習・研修生のコメントComments from practical training / trainees
当院では、随時実習・研修生の受け入れを行なっており、毎年たくさんの方に当院を見て・学んでいただいております。
そんな中から実際に実習・研修を終えた方々から感想をいただきましたので、今後当院への実習・研修を希望する方々の参考までにご参照ください。
Q1実習・研修期間中、印象に残ったことはどんな事でしたか?
- 積極的に多くの機関と連携したり、最新の設備を導入したりしている点など、地域にあって足回り軽く、その地域のみならず海外を含めた他の地域の医療にまで貢献しようという姿勢が印象に残りました。民間病院だからこそこのような働きもできるものかと、考えが深まりました。
- 海外出身者が多く、他の病院と雰囲気が違っていて勉強になった
- 大きな病院が近くになく救急時などに最先端の医療を受けることが出来ない地域がたくさんあるということ。
- 手術件数の多さが印象に残っている
- 遠方から診察に来られる患者さんもいらっしゃるので、なるべくその日のうちに診断したり検査結果を伝えたりすることを先生方が心掛けているのが印象的でした。
- えりも町の診療所がまさにへき地医療の現状だったので印象深かったです。
- 救急車で2時間もかけて搬送する地域もあることを知り、印象に残った。
- 充実した設備や環境に驚きました。
- 「陸の孤島」とよくメディアで聞きますが、実際襟裳岬のような極地に行くことで地域住民が医療を求めるためにどれほど大変な思いをしているかが少しは分かりました。人生観が少し変わりました。
- 北斗病院の守備範囲が非常に広大で、2時間かかる場所からの救急搬送依頼がくること。 PETやアンギオなど最先端の機器が揃っていること。 辺り一面に広がる畑や牧場。 ご飯が美味しい。
- 何よりもまず、患者が救急車で1時間以上かけてやってくるという医療実情に驚きました。また、その逆で先生方がタクシーで1時間以上かけて各地の診療所・病院に出向いておられることにも衝撃を受けました。医師や病院が溢れている大阪の研修では得られない”地域医療”という感覚を学びました。 また、西尾先生が地域の消防署にふらっと立ち寄り、署長さんと世間話を交えながら、地域医療をよくするための展望・策略を話し合っていたことが印象に残っています。病院内の他職種のみならず、地域医療に関る方々とそのような関係性を築いておられるのに感銘を受けました。
- 患者さんの多くは慢性期の病態で、かつ認知機能も落ちている中での意思疎通の困難が治療の弊害になっていたこと。
- 帯広ならではの地理的事情を含む地域医療を直接経験できました。
Q2実習・研修期間中、何か得た事はありましたか?
- 地域における耳鼻科診療を通して、耳鼻科の復習に加え、どのようにその地域の患者をフォローしていくかや、より多くの質の良い医療を提供するための貴院の取り組みを知ることができました。
- 帯広の医療事情について知ることができた。
- 地域によって医療の提供の仕方に少し差があるということを学べたこと。
- 手術の手伝いをさせて頂き、とても良い経験になった。
- 患者さんの数がとても多かったんですが、お話を聞く中で診察に必要な情報を取捨選択して傾聴することが大事であると学びました。
- 当直での経験と外来での経験はとてもよかったです。日頃大学では見れないものが多く経験できました。
- アナフィラキシーショックの初期対応を実際に見ることができた。耳鼻科の手技に参加できた。
- 同じ日本でも場所によって提供されている医療が非常に異なるということを肌に感じることができたこと。
- 大阪とは違った医療や考え方を経験でき勉強になりました。
- 地域の魅力に沢山触れて、都会以外での医療に従事する「やりがい」に気づくことができました。
- 普段見ることのできない僻地医療の現状などを知り、今後の医療の問題点を考えることができました。
- 過疎化の進んだ場所ではインフラの整備はできづらい。 打破するための対策を新たにねらなければならない、日本の社会問題を認識できたこと。
- 病院内だけでなく広い範囲での地域で医療活動をしてるという、大阪と違った先生たちの活動を見学、参加できたこと。
Q3実習・見学を経て北斗での研修を後輩に勧めたいと思いましたか?
- 大学や公立の市中病院とはまた異なる環境での実習は非常に貴重と感じるため。
- 上級医の指導も丁寧で、いい研修ができそう
- 自分にとって大阪では得られないとても貴重な実習経験をさせていただけたから。また実習外でも飲み会やテニスなどお誘いいただき帯広の魅力を教えていただけたから。
- 大学とは違う経験をさせて頂けるから
- 都会とは大きく違った医療と人々の関わりを実感することができました。
- 外科系は特に勉強になると思います。循環器、消化器内科、神経内科もです。
- 大学病院よりも小規模なので、指導医との距離が近く、質問しやすい
- 大阪の人は地域の常識や考え方を理解していない人が多いから、後輩にもそういった視点を持って欲しいと思ったから。
- 教育体制が整っており、施設・設備も十分以上整っているため、地域医療とは言いつつ最先端の医療も学べる環境です。
- 地域の小さな病院でありながら、最先端の医療をしており、地域医療と先進医療の両方を経験でき、良い研修ができると思いました。
- 北海道の広大な土地と同様、スケールの大きい医療現場を経験し、それを”知っておく”ということは、どの土地で医療に携わるとしても考え方が変わってくると感じました。また、研修医という医者人生において早いうちにこの感覚を知っておくことが出来たのが良かったと考えているからです。