十勝リハビリテーションセンターについて
ごあいさつ
“十勝リハビリテーション”ブランド ー 革新と伝統の融合
十勝リハビリテーションセンター 院長 白坂 智英
入院生活すべてがリハビリ
回復期リハビリテーション病棟は、ケガや病気、またはその手術後の患者さまが元の場所での生活をめざし、限られた期間の中でリハビリテーションを集中的・効果的に行う病棟です。最大3時間のリハビリ訓練だけでなく、入院生活そのものをリハビリとして、退院後の日常生活を見据えながら、食事や着替え、歯磨きや整容、排泄など日常的な動作も含めて患者さまの持てる力を引き出せるよう生活援助を行っています。リハビリで獲得した「できるADL」を「しているADL」につなげ、QOLを高める事がわたし達の大きな役割と捉えています。日々、専門職として患者さまの回復の過程に寄り添うなかで、回復期看護の奥深さ、やりがいを感じております。人生100年といわれる今、障害が残っても再び輝いてその人らしく生き生きとした毎日を送れるよう、看護師・医師・セラピスト・介護職・ソーシャールワーカーなど多くの専門職と連携しチームとなって支援します。「ここに来て良かった」と感じていただけるよう心のこもったケアを提供し続けます。
十勝リハビリテーションセンター
看護部長 浦島 つよみ
十勝リハビリテーションセンターは、北海道でも有数のセラピスト数と最先端のリハビリテーション機器を取り揃え、質、量共に充実したリハビリテーションを患者様に提供しています。回復期から在宅復帰までの支援はもちろんですが、退院後に地域で活き活きと生活できるように支援を行う地域リハビリテーションにも力を入れており十勝管内のリハビリテーション過疎地域の解消を目指して取り組んでいます。
病院概要・アクセス
約1,734㎡の大規模リハビリテーション室
152名のリハスタッフが在籍
先進リハビリテーション推進室(Advanced Rehabilitation Office、ARO)
近年の技術革新や脳科学の進歩も目覚ましく、これらを背景とした様々なリハビリテーション機器が開発されています。 十勝リハビリテーションセンターでは、AIによる予後予測やロボットによるリハビリテーション、 最新の電気刺激装置など先進リハビリテーション機器を数多く取り揃え、専属のセラピストを配置した訓練室に 機器を集約し質の高い効果的なリハビリテーションの提供と積極的な学術活動に取り組んでいます。十勝リハビリテーションセンター リハビリテーション部 部長 阿部 正之
疾患別リハビリテーションと、生活・病棟リハビリテーション
最新のリハビリテーション機器と、病棟でのロボティックスリハビリテーション
手指・上肢リハビリ機器
●AMADEO ●KiNvis™️ ●ReoGo®-J ●BMI ●MELTz手指・上肢電気刺激装置
●H200W® ●MURO Solution ●IVES®︎下肢・歩行リハビリ機器
●ウェルウォーク ww-2000 ●C-Mill VR+ ●mediVRカグラ●ゲイトトレーナー ●コグニバイク ●ストレングスエルゴ240
下肢電気刺激装置
●L300 Go® ,●NM-F1嚥下電気刺激装置
●VitalStim® Plus ●ジェントルスティムその他検査・治療機器
●Hondaセーフティーナビ ●ボトックス ●経頭蓋電気刺激装置(TMS) ●Delsys ●ウルティウムモーション訪問リハビリテーション
病院から在宅へ退院する際、住宅環境や日常生活の助言を行い、医療と介護を繋ぎ援助するサービスです。また、在宅生活において社会参加、自立支援を意識し、ご本人やご家族とやりがいや生きがいを共有し、達成できるよう援助致します。帯広市以外も、リハビリ専門職のいない地域に出向いてサービスを提供しています。
地域包括ケア・地域共生社会へ向けた支援
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市町村介護予防
帯広市や地域の自主グループなどから依頼を受け、介護予防に関する講話や自立支援のための運動指導を行い、地域住民の健康寿命延伸に向けてお手伝いをしております。
派遣実績がある市町村:
・帯広市(介護予防普及啓発事業、地域リハビリテーション活動支援事業)
・その他 町村1
北海道リハビリテーション専門職協会を通じて年間平均40件程度の職員を派遣しております。
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就学時の学校訪問
セラピストと業者さんが学校へ訪問し、施設改修や補装具等の調整を行います。発達支援
養護学校やその他学校との連携も行い、定期的なカンファレンス・研修会開催など児やご家族の支援も随時行っています。
スタッフ教育
新人研修
●4~5月新人研修(講義・実技・業務・マナー等) ●部内及び他部門の見学 ●臨床指導(個別・集団) ●当法人医師による研修(神経内科、整形外科、耳鼻科等)
各科研修
●専門分野の研修会 ●各科月1回~2回程度実施
オンライン研修
●オンデマンド配信リハビリ実績
学会発表(2024年度分)
※過去の発表については下記のPDFをご覧ください。