脳に障害のある患者様の免許再取得を後押しすべく、この度当院と帯広自動車学校とで連携を始めたことについて、十勝毎日新聞に記事が掲載されました。
「北斗と帯広自動車学校は、脳に障害を持つ患者が運転免許証を再取得するための診断書作成で連携を始めた。教官と作業・理学療法士が同乗する実車運転を通して判定の精度を高める。
脳卒中などの病気を患うと、運転に必要な脳の認知機能が低下することがある。こうした脳に障害を持つ患者は状態により一時的に運転免許証を一時的に停止される場合があり、再取得には医師の診断書が必要となる。診断の一部を帯広自動車学校が担う。同校敷地内のコースや実際の路上を使い、患者の各種運転能力を5段階で評価。車には同校教官や北斗の理学・作業療法士が同乗。運転結果や病院での検査に基づき、医師が診断書を作成するほか、不足の運転能力を補うためのリハビリを随時実施していく。
北斗の井出渉副理事長は「実際に運転することで患者もより評価に納得できると思う」とし、同校の斉藤社長は「障害を持つ方に対する社会復帰の一助になる」と話していた。
北斗は「車社会の十勝で、患者が今まで通りの生活をする手助けできればいい」と期待している。」との記事が掲載されました。