当院 乳腺・乳がんセンター 難波医師が米国企業と協働で開発にあたっている人工知能(AI)搭載の超音波検査機器について、十勝毎日新聞に記事が掲載されました。
「北斗病院の乳腺・乳がんセンター所属の難波医師は乳がん検診を高度化するため、米国の医療機器会社が手掛ける人工知能(AI)搭載の超音波検査機の開発に協力している。これを昨年12月に米シカゴで開かれた北米放射線学会で紹介し、乳がんで死亡する女性を救う画期的な研究として評価されたという。
超音波検査は検査者のスキルによって結果が左右されたり過剰診断のリスクがつきまとう。最先端機ではスキルに依存しない高精度の超音波検査機が登場しているが、画像診断に時間がかかったり、オペレーターの疲労が見落としにつながったりする課題が残っていた。
これに対し、難波医師が米社と開発する新型の超音波検査機は、AIが腫瘍を自動判別することで画像の読影時間を従来の3分の1に短縮できる。先の北米放射線学会で研究成果を説明。超音波検査に付きまとうリスクを払拭し、乳がん検診を格段に進化させる取り組みとして受け入れられたという。」との記事が掲載されました。