2019年4月独法化し、当法人と連携している広尾町国保病院の患者数が増加したことについて、十勝毎日新聞より取材いただきました。
「4月に道内の公立病院では初となる地方独立行政法人に移行した広尾町国保病院の外来患者数が前年土比約1.5倍と大幅に伸びている。今年度は11月末までの8ヶ月間で延べ28916人が来院、前年度1年間の30113人に近い数になった。北斗病院と連携した成果が着実に現れている。
これまで非常勤対応だった整形外科を4月から計良院長が常勤で担当し、同科の外来数は5倍の月約1500人に増加。耳鼻咽喉科も新たに新設し毎週の診療を実施。皮膚科は予約制を廃止し患者数増、総合診療科を新設し様々な疾患に対応している。
町内のほかえりも町や大樹町などからも通院が増加。同院は「診療科の充実のほか、北斗病院とICT(情報通信技術)を活用した情報のやりとりをおこなっていることも安心感につながっているのでは」とみている。
同院は厚生労働省から「再編統合の議論が必要」と実名公表された医療機関の1つだが、計良院長は「地域の実情に合わせた病院再編は4月の独法化を皮切りにすでに進んでいる。北斗との連携で地域完結の医療を目指す」と新たな地域医療を推進する。」
との記事が掲載されました。