甲状腺とは
■甲状腺とは?
甲状腺は首の前で「のどぼとけ」のすぐ下にあり、蝶が羽根を広げたような形で、気管を抱きこむように存在している臓器です。
甲状腺から甲状腺ホルモン トリヨードサイロニン(T3)、サイロキシン(T4)が分泌され、血液の中をまわって体の隅々まで行き渡り、体の新陳代謝を活発にし、体調を整えます。
ホルモンの分泌が少ないと疲れやすい、むくみ、皮膚がカサカサなどの症状が出ます(甲状腺機能低下症;橋本病)。
逆に、ホルモンの分泌が多いとイライラしたり、汗かき、動悸、手が震えるなどの症状が出ます(甲状腺機能亢進症;バセドウ病)。
甲状腺から甲状腺ホルモン トリヨードサイロニン(T3)、サイロキシン(T4)が分泌され、血液の中をまわって体の隅々まで行き渡り、体の新陳代謝を活発にし、体調を整えます。
ホルモンの分泌が少ないと疲れやすい、むくみ、皮膚がカサカサなどの症状が出ます(甲状腺機能低下症;橋本病)。
逆に、ホルモンの分泌が多いとイライラしたり、汗かき、動悸、手が震えるなどの症状が出ます(甲状腺機能亢進症;バセドウ病)。
■甲状腺にしこりが見つかったら?
甲状腺にしこりができることがあります。
嚢胞(水ぶくれ)、軟らかいしこり、硬いしこり、しこりが数多くできてしまう場合があります。
嚢胞(水ぶくれ)、軟らかいしこり、硬いしこり、しこりが数多くできてしまう場合があります。
検診での超音波検査(エコー検査)で甲状腺にしこりが偶然見つかることも多くなっています。
北斗病院では脳ドックでの頸動脈超音波検査、PETがんドックなどで見つかることがあります。
■どんな検査をするのでしょうか?
超音波検査(エコー検査)を最初におこないます。しこりの大きさ、形、中身の状態、石灰化(硬いところ)を調べます。
血液検査で甲状腺ホルモンの値を調べます。
穿刺吸引細胞診とは、注射と同じ細い針を刺して、しこりから細胞を吸い取り、顕微鏡で細胞の形や核の形を見て、良性か悪性かなど性質を調べる検査です。
北斗病院では液状処理・穿刺吸引細胞診(FNA-LBC)を採用しています。
従来の方法に比べて高い確率で良性、悪性などの性質が判ります。
北斗病院では液状処理・穿刺吸引細胞診(FNA-LBC)を採用しています。
従来の方法に比べて高い確率で良性、悪性などの性質が判ります。
造影CT検査で腫瘍の大きさ、リンパ節転移の有無、食道、気管、血管との関連がわかります。
特集:甲状腺のハナシ
病院広報誌「ほくと7」2021年9月号のご案内です。
当法人の各施設にて配布しております。
さまざまなトピックを掲載しております。ご来院の際にはぜひお手にとってご覧ください。
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【ほくと7 Vol.100 Contents】
・園芸療法12か月
・Doctor’s Column 脳神経外科 大西洋平医師
・特集:「甲状腺のハナシ」耳鼻咽喉科・頭頸部外科 坂東伸幸医師
・おかげさまで通算100号 広報誌表紙特集
・がんの集学的治療
・北斗グループの検診いろいろ
・HOKUTO NEWS「かけはしパノラマ屋上ガーデン オープニングセレモニー」
・専門家が教える健康レシピ「蓮根のポタージュ」
・北斗クリニック土曜診療変更のお知らせ
また「ほくと7 Vol.100」は下記リンクよりダウンロードいただけます。ぜひご利用ください。
「ほくと7 Vol.100」(PDF形式:3.8MB)