重度の嚥下障害(えんげしょうがい)に対する嚥下機能改善手術
嚥下障害(飲み込みの障害)は、脳梗塞や脳出血などの中枢性疾患、神経筋疾患、咽頭がん、喉頭がんなどが原因となります。北斗病院は、嚥下造影検査(VF)や嚥下内視鏡検査(VE)などの検査結果をもとに重症度を判定し、それに対応したリハビリをしています。
Wallenberg症候群などの脳幹梗塞の患者さんにおいてリハビリが奏功しなかった場合、喉頭挙上術や輪状咽頭筋切開術などの嚥下機能改善手術が適応となることがあります。
また、重度の再発性誤嚥性肺炎の患者さんには喉頭気管分離術などの誤嚥防止手術をおこなっています。