真珠腫性中耳炎(しんじゅしゅせいちゅうじえん)に対する鼓室形成術
真珠腫性中耳炎は中耳腔や乳突蜂巣内(耳の奥)に真珠のような白い塊ができて、少しずつ大きくなる中耳炎の1種です。小児から高齢者まで幅広い年代にみられます。放置すると徐々に骨を壊して進行し、難聴、めまい、顔面神経麻痺、髄膜炎になることもあります。
北斗病院では真珠腫性中耳炎に対して手術をおこなっています。真珠腫や肉芽などの病変を除去したのちに耳小骨や鼓膜の再生する手術です。外耳道後壁削開と側頭筋膜による後壁軟組織再建を基本とした鼓室形成術をおこなっています。
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