顎顔面外傷(がくがんめんがいしょう)
顎顔面外傷の診断と治療についてです。
■顎骨骨折
顎骨骨折に対しては、正確な整復(受傷前のかみ合わせに戻すこと)としっかりとした固定(骨折骨片を一体化すること)を原則として、手術により金属プレートで骨片を固定する観血的整復固定を積極的におこなっています。これにより術後疼痛は少なく、顎間固定(上顎と下顎を固定するため口が開かない)期間は短縮されます。
■その他の外傷・打撲
スポーツや事故が原因で唇や舌、歯茎に創傷を負って出血が止まらない場合、歯が欠けたり折れたりした際には、早急な治療が必要です。また打撲後、口が開かないときには骨折の可能性も考慮する必要があります。
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