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北斗トップ > 当院の対応疾患・治療技術 > 下咽頭がん

下咽頭がん(かいんとうがん)

頭頸部腫瘍センターでは、下咽頭がんの総合的な診療をおこなっています。

■下咽頭、および下咽頭がんについて

下咽頭は、のどぼとけの裏側の食べ物の通り道で、食道の入り口にあたる部分です。この部位にできたがんを下咽頭がんといいます。

■下咽頭がんの症状

初期には症状はほとんどありませんが、のどの異物感や、つばを飲み込む時のひっかかる感じやしみる感じがある場合は、早めに耳鼻咽喉科・頭頸部外科を受診するようお勧めします。

しかし下咽頭は、輪状軟骨(のどぼとけの下の軟骨)に押され、また、食道入口部はいつも輪状咽頭筋という筋肉によって締め付けられていますので、観察しにくい場所です。
したがって、早期に発見されることはまれで、たいていは進行してから発見されます。
一度耳鼻咽喉科で大丈夫といわれても、前述の症状が数ヶ月続くようなら、もう一度診察を受けた方がよいでしょう。

進行すると、声がれ、飲み込みの障害や、場合によっては呼吸困難をきたすこともあります。頸部リンパ節転移が初発症状となることもあります。

■下咽頭がんの診断

喉頭ファイバースコープによる詳細な観察が必要です。しかし、前述のように下咽頭は観察しにくい場所です。
怪しい場合には、全身麻酔をかけて下咽頭を直視下で観察(下咽頭直達鏡検査といいます)することもあります。
診断としてCT、MRI、PET-CTをおこないます。診断のために必要な検査以外に、重複がんのチェックのため上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)や、胸部・腹部CTも必要となります。
画像は下咽頭がん患者様のPET検査画像です。
首が腫れて病院に来られ、PETで下咽頭がんが見つかり、リンパ節に転移していることが判りました。

■下咽頭がんの治療

下咽頭がんは頭頸部がんの中でもっとも予後が悪いがんといわれています。早期の腫瘍に対しては放射線治療や抗がん剤による治療をおこないます。
進行がんに対しては動注療法が第一選択となりますが、手術をおこなうこともあります。

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