当院耳鼻咽喉科・頭頸部外科の坂東医師がまとめた臨床研究論文が海外医療雑誌に掲載されたことについて、十勝毎日新聞に記事が掲載されました。
「北斗病院副院長の坂東伸幸医師が、耳下腺腫瘍に関する臨床研究論文をまとめた。同病院での耳下腺腫瘍の検査診断率や治療成績が、国内外のがん専門病院と遜色ないと結果結果をまとめ、欧州の医学雑誌「Oncology Letter誌」に掲載された。耳下腺腫瘍は全身の腫瘍の0.1%とまれな腫瘍。「その多くは良性腫瘍も、悪性腫瘍が発生することがある」(坂東医師)ため、「いかに精度の高い術前診断が得られるか、また手術では耳下腺の中を走る顔面神経を保存しつつ、いかに腫瘍を確実に摘出するかが重要」と話す。
坂東医師は2009年に同病院に着任後、耳鼻咽喉科・頭頸部領域の疾患における治療経験や研究結果をまとめた論文を英語で20編(共著含む)、日本語で40編(共著や総説含む)発表している。
坂東医師は「耳の下や首のしこり、腫れがみられたら早めに専門医療機関の受診・検査を」と話す。」との記事が掲載されました。
A retrospective study of parotid gland tumors at a single institution