このほど当院にて開始した「がん集学的治療」について、十勝毎日新聞より取材いただきました。
「北斗病院は11日、がん患者に複数の治療法を組みあわせた「集学的治療」を始めた。標準的な化学療法や放射線治療法に加え、温熱療法などを取り入れることで治療効果の向上や使用薬剤の減少を図る。従来の治療で効果が得られていない末期がん患者に対しても、延命を目指す治療の選択肢を提供する。
同病院の集学的治療は、手術療法や放射線治療法、化学療法といった一般的ながん治療に加え、患者の病態や治療の経過、転移の有無、希望に合わせながら電磁波温熱療法、高気圧酸素治療を加える。福岡徳州会病院の成定宏之医師が4月から、北斗病院放射線治療科医師として着任、担当している。
電磁波温熱療法の環境が整っている北斗病院では、がん臨床の充実に向けて成定医師を招へい。成定医師は「『がん難民』と言われるような治療を諦めた患者も受け入れてきた。4つの治療方法を組み合わせることで、末期がんでも生存率を高めることは可能になる」と話す。」との記事が掲載されました。