3施設(十勝リハビリテーションセンター、北斗病院、北斗クリニック)にて配布しております。
ご来院の際にはぜひお手にとってご覧ください。【REHAMAGA Contents】
・地域共生社会を目指して
公認心理師のお仕事を紹介
・INFORMATION 回復期リハビリテーション病床増床のお知らせ
また「REHAMAGA 2025年冬号」は下記リンクよりダウンロードいただけます。ぜひご利用ください。
「REHAMAGA 2025年冬号」(PDF形式)
誰もが安心して暮らせる社会へ。
長期にわたる入院生活を送る患者様は、様々な悩みや苦しみを抱えています。
充実した入院生活を送ることができるよう、心理学を専門とする公認心理師が心の回復をサポートしています。
また、地域との連携も強化し、皆さまが安心して暮らせる地域社会の実現を目指しています。
院内でのかかわり
- アートセラピーと園芸療法
患者様の気分や身体能力に合わせて、制作活動を行います。集団療法ならではの他患者様との交流をはじめ、患者様の精神的な安定や気分転換などを促しています。園芸療法とのコラボレーションでは、押し花から自然を感じながら、過去の回想や知識を共有し充実した時間となりました。
- アートセラピスト・公認心理師より
アートセラピーは、さまざまな画材やアート技法を用いて行う心理療法の一つです。主に制作の過程や作品から起こる心の動きを見ます。心の中にある感情を表現してもらい、一緒に共有していきます。上手下手、得意不得意は関係ありません。例えば、イライラした時にノートにグチャグチャと描いたらスッキリした!という経験、それもアートセラピーの一部です!
佐川 幸愛
- 音楽療法
音楽療法は、音楽の持つ身体的・認知的・心理的・社会的効果を活かし、心身の回復や機能改善、QOL の向上などにアプローチします。当センターでは、社会医療法人柏葉会と芸術療法における相互交流連携協定を結び、両施設で芸術療法のコラボレーションを定期的に実施しています。
- 音楽療法士より
音楽は感情や記憶に働きかけ、病気で失われがちな「自分らしさ」や「人との繋がり」を取り戻す助けになります。また麻痺や失語があっても、手足の動きをスムーズにしたり言葉を出しやすくする等、リハビリとしても活用されています。音楽療法では皆さんに寄り添った療法を目指し、その方に合った方法を見つけながら行います。もちろん、音楽経験なしでも大丈夫です!
増澤 綾子
- 心理検査
認知症の評価や、脳血管疾患による高次脳機能障害の評価を行っています。最近は、脳血管疾患の患者様の運転再開に関わる評価にも携わっています。
- カウンセリング
一対一でのカウンセリングを行っています。様々な悩みを抱える方に寄り添い、安心してお話していただける関係作りを心がけています。
- 多職種との連携協働
チーム医療の一員として、昨今注目度の高い運転再開支援も含め、円滑にリハビリテーションが進むよう、医師や看護師、リハビリスタッフなどと協働しています。
地域支援
スクールカウンセラー
児童生徒や保護者、教職員の抱える悩みを受け止め、「寄り添う支援」を大切にしており、「チーム学校」の一員として子ども達の成長を見守ってます。
産業カウンセラー
外部企業から依頼を受けて、希望者へのカウンセリングや心理教育の実施など企業内のメンタルヘルス安定へ向けた支援を行っています。
講演会・その他
地域住民を対象とした、認知症や脳卒中による高次脳機能障害など、皆さんの悩みや不安などにお応えする出張講義や子どもの発達全般に関する講演などを実施しています。